静かな部屋で、問いを立てる

2019年の秋、三浦 颯太手コンサルティングファームを辞めた。7年間、主に製造業と小売業のクライアントを担当し、最後の2年は東京とシンガポールを行き来していた。仕事は面白かった。ただ、プロジェクトが終わるたびに、クライアントの現場が変わっていないことが気になっていた。報告書は届いている。承認もされている。でも、半年後に訪ねると、以前と同じ会議が同じ形で続いていた。
Velnrix Mirxを立ち上げたのは、その違和感からです。大きなチームを動かすより、一社と深く関わる方が、実際に何かが変わる確率が高いと判断しました。最初の2年は、知人の紹介だけで仕事をつないでいました。2021年の春、食品メーカーの事業再編を6ヶ月かけて支援したとき、担当者から「あなたが来なくなっても、自分たちで判断できるようになった」と言われました。それが、今のサービス設計の原点になっています。
