月次アドバイザリーを始める前に、「毎月相談できることがあるかわからない」という不安を話してくれる経営者がいます。実際に始めてみると、ほぼ全員が「持ち込むことが多すぎる」という状態になります。この文章は、セッションで実際に扱うテーマの実例を書いています。

財務の読み方

月次の試算表を持ち込んで、一緒に読むことがあります。数字の意味を確認するだけでなく、「この費用は本当に必要か」「この売上の傾向は何を意味しているか」を話します。財務の専門家ではなく、経営判断の文脈で数字を読む練習です。

採用の判断

「この人を採用すべきか」という相談は、月次アドバイザリーで最も多いテーマの一つです。候補者のプロフィールと面接の印象を持ち込んでもらい、今の組織に何が必要かを整理します。採用の判断は、候補者の評価だけでなく、組織の現状と照らし合わせる必要があります。

取引先との交渉

価格交渉、契約条件の変更、取引の終了など、取引先との交渉についての相談も多い。交渉の前に、自分の優先順位と相手の優先順位を整理することが、準備の出発点になります。セッションでは、交渉のシナリオを一緒に考えます。

「これは相談していいのか」という迷い

月次アドバイザリーで扱うテーマに制限はありません。「こんなことを相談していいのか」という迷いがあるテーマほど、実は重要なことが多い。持ち込む前に整理できていなくても構いません。セッションの中で整理します。

月次アドバイザリーは、特定の課題を解決するためのものではありません。経営者が一人で抱えている判断を、定期的に外に出す場所です。最初の3ヶ月で、使い方がわかってきます。